2024/10/04 20:44
※こちらの生地はおかげさまで完売いたしました。たくさんのご注文をいただき、誠にありがとうございました。
今回は当ショップで販売中の「メタリックデニム3」を使ってトートバッグを作ってみましたのでご紹介します。




使用生地
参考パターン
使って育てる帆布のバッグ(著:久村直大)
横長トート(P14)
作ってみた感想
独特の光沢が目を引く、ファッショナブルなトートバッグに仕上がりました。
ゴールドのメタリック感が特徴で、他のデニム生地にはない独特な華やかさを持っていますが、その華やかさの中にどこか和の雰囲気を感じる上品さも漂います。
ゴールドの輝きは派手すぎず、控えめな美しさを持っていて、まるで日本の伝統工芸に見られる金箔や蒔絵のような、繊細で洗練された印象を感じました。
そのため、今回作ったデニム生地のトートバッグは、和の空間によく馴染みました。
実際に和室で撮影してみたところ、障子や畳との相性が抜群で、まるで和の風景に溶け込むような上品さが際立ちました。
普段使いはもちろん、和風のインテリアにも合わせやすい特別なバッグになりました。
また、この生地には両端、約10cmはメタリック加工が施されていない部分があります。

その部分を利用してバッグの持ち手と内蓋の部分に使用しました。
当初、持ち手は既製品を購入しようかと考えていましたが、デニムの両端にあるメタリック加工が施されていない部分を使って自作してみたところ、素材感が統一され、バッグ全体にとてもよくマッチしました。
丈夫で耐久性に優れたデニム生地ですが、メタリック加工が施されているため、表面から直接アイロンをかけると加工が剥がれてしまう可能性があります。
アイロンがけをする際は、裏側からのみ行うことで問題なく仕上げることができます。
このデニム生地はそこまで硬くないため、家庭用のミシンでも問題なく縫い上げることができました。
生地が重なる部分もスムーズに縫え、特に厚みのある箇所でも苦労せず、仕上げることができました。
バッグはもちろん小物や洋服、インテリアまで幅広い用途に使用できるメタリックデニムを使って皆さんも素敵な作品を作ってくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!