誌上・パターン塾 スカート編

(文化出版局MOOKシリーズ)

ボリュームのあるスカートに仕上がったので、ふんわりとした袖のブラウスと合わせるとバランスがよく、相性の良さを感じました。

トップスの色をスカートと同じシルバー系で揃えると統一感が出て、よりエレガントな雰囲気にまとまりました。

ネイビーのノースリーブと合わせたスタイリングでは、ぐっと落ち着いた印象になりました。普段使いからフォーマルな場面まで幅広く活躍しそうです。

生地にはやや厚みがあるので、裏地をつけなくても透ける心配はなく、生地自体に高級感があるので、1枚仕立てのシンプルなデザインでもしっかりと仕立て映えしました。

大きめの柄を活かしたデザインのワンピースやジャケットはもちろん、テーブルカバーなどのインテリアアイテムにもよく映える生地だと感じました。

柄に立体感があるため、縫い目が自然に馴染み、目立ちにくく感じました。裾はまつらずにミシンでそのまま縫いましたが、ステッチは柄にうまく溶け込み、ほとんど気になりませんでした。

ただ、縫い目が見えにくいぶん、縫い直しをする際に縫った箇所が見えにくく、糸をほどく作業には少し手間がかかりました。

中温でアイロンはかけましたが、折り目は綺麗につけることができたので、扱いやすく感じました。表・裏の両面にアイロンをかけてみましたが、どちらも生地へのダメージは特に見られませんでした。