2025/06/12 18:57
こんにちは!ニッセイ商会オンラインショップをご覧いただきありがとうございます。
今回は当ショップで販売中の「リネンライク【ボタニカル柄】③」を使ってワンピースとメンズシャツを作ってみました。生地選びの参考にしていただけたら嬉しいです。







使用生地
ブルー2.5m使用(ワンピース)
スモーキーブルー2m使用(メンズシャツ)
参考パターン
(ワンピース)
ボートネック・ノースリーブワンピース
(メンズシャツ)
カジュアルなメンズ服(著:金子 俊雄)
オープンカラーシャツ(P8)
作ってみた感想
ワンピースは、アイボリー地に爽やかなブルーのプリントが映え、涼しげで清涼感のある雰囲気に仕上がりました。
メンズシャツには同じ柄を使用していますが、ややトーンを落としたスモーキーブルーのカラーで、渋みのある大人っぽい印象になりました。
どちらも派手すぎず落ち着いた雰囲気で、大人同士でも気負わず楽しめるペアルックになったと思います。日常はもちろん、ちょっとしたお出かけにも自然に取り入れられそうです。
生地はドライタッチのさらりとした質感で、汗ばむ季節も肌に張りつかず快適な着心地です。
見た目はリネンのようなナチュラルな風合いですが、素材はポリエステルなので洗濯してもしわになりにくく、お手入れも簡単です。
縫製時に気が付いたポイント
生地はやや薄手なので、薄地用の針と糸を使用しました。
綿ローンなどと比べると少し反発感がありますが、アイロンをかけると折り目はしっかり付けることができました。
表裏ともに中温でしっかりめにアイロンをかけましたが、光沢が出たり溶けたりといったダメージは見受けられませんでした。
生地が柔らかいため、裁断時にやや歪みやすく感じたので、注意が必要でした。
縫い目をほどくと端がほつれやすい印象があり、縫い直しはなるべく避けたほうがいいと思いました。
ロックミシンをかけることで、端のほつれは抑えることができました。
裏地には、夏用ポリエステル素材のSAP(サップ)を使用しました。

薄手でシャリ感があり、表地との相性も良く感じました。
SAPはアイロンできれいに折り目が付くので、裾の3つ折りも綺麗に仕上げることができました。
極端に薄すぎないため、アイロンにくっついてしまうような心配もなく、扱いやすい裏地だと思います。
SAPは現在、店舗にて販売中で、今後はオンラインショップでも取り扱う予定です。
最後までお読みいただきありがとうございました!